ロボアドバイザーってどうなの?THEO[テオ]って実際儲かるの?
何度もたずねられたこの問いに対して、
お金のデザインメンバー自らが、ポートフォリオを一挙公開!
正々堂々、ありのままの姿をお見せします。
- Sales & Marketing -
母が長く金融業界にいたのにも関わらず、全く興味も持てず勉強もせず、お金に関してかなり無頓着でした。前職の同僚が転職したと聞いて始めたTHEOで、少しずつ金融の世界に触れ、関連するニュースに興味が持てるようになりました。まだわかっていない事も多いですが、もっとお金のこと、資産運用のことを知りたいという気持ちはTHEOの成長と共に増しています。
- Management -
機関投資家向け運用を30年以上経験していますが、結論は国内外で最大の公的運用機関が採用しているインデクス運用でグローバル分散投資に勝るものはないというのが自分なりの結論です。 投資のタイミングも、時間分散が理想ですが、その間に相場が上がってしまうと資産保全にならないので、余裕あるときには、その相当額のお金を投資します。ただ、お金が必要な(大きな負債が発生する)時は、相場がどうであれ、引出すことを旨とします。それは、そのようなときは自分にリスク許容度がないということだからです。相場を予見することは難しいですが、自分のリスク許容度(金銭的余裕度合)は、自分が一番わかっているためです。 ただ、長期的に成長することを前提とする資本市場に身を置いている以上、そのトレンドに乗っていくことが、資産価値保全になると考えています。
- Sales & Marketing -
前職を辞めた時の退職金をTHEOに預けました。以前は証券会社で営業もしていました。人が投資判断をすることや、個別のお客様に合わせて丁寧に資産をメンテナンスを全て人が実施する難しさを理解しております。THEOはそんな難しいを簡単にする最適な運用手法だと思い、長期的に使わないと思われるお金は預けようと考えました。
- Engineer -
親や兄弟の影響でもともと金融には興味がありましたが学生時代は原資が確保できなかったりFXで手痛い目にあったりしていて特に自分の投資スタイルは確立していませんでした。私はパッシブ運用の中でも、比較的ハイリスク・ハイリターンであるグロースが多めの資産配分としています。まだ運用してそれほど時間が経っていないので今は主に為替の影響で利益が出ていますがドルベースでも堅実に成長しているようなので長い目で付き合おうと思えています。今後も貯金感覚でTHEOに任せていこうかと思います。
- Operation -
10年くらい前まで株や投信をやってました。その頃は相場もよかったので、ネットの評判や勘で選んだ銘柄でも割りと利益は出てました。それでも、半分に下がってしまうものもあれば、倍以上に値上がりするものもあれば、といつもヒヤヒヤしてました。今考えれば、理論も戦略もなく単なる勘でしかなかったですね。
THEOは、個別企業や国ではなく、持続的に成長を続ける世界経済全体に投資するグローバル分散投資、かつ、高度に分散させることで価格変動を抑えつつ、単なる市場規模の平均ではなく、長期的な成長性に影響をおよぼす要素を分析した上で重点的に組込むことでポートフォリオの成長性を高める、と極めてロジカルに作られていることがようやくわかってきました。投資というものが、経験や勘ではなく、理論と統計によりロジカルに作り上げられるものであることを理解できたことが、THEOをやってよかったと思えるところです。
- Management -
これまで人の資産運用のアドバイスばっかりで、自分の資産はおろそかにしていました。プロの投資家がどれだけ運用に時間とお金をかけているかを見ると、自分で運用する気にはなれませんでした。THEOの前身のETFラップからお金のデザインで運用をはじめました。自分が勤めている会社だからではなく、私が今までもっていた資産運用へのハードルである、コストが高すぎる、自分で運用は難しい、ゼロサムになりそうなリスクは嫌だ、というポイントをクリアしているのがTHEOなので、安心して運用を任しています。今後はTHEOでも徐々に増やしていきたいと思います。
- Operation -
私は過去に元本割れで大損した投資経験があります。ファンドマネージャーの判断ミスから元本割れが続き、その時からハイリスクの投資はしないと決めていました。私自身が運用に詳しくないのと、人の投資判断は100%信用できないので、アルゴリズムで運用してくれている方が安心します。ローリターンで微増の方が現実的で、THEOは私に向いていると思っています。
- Engineer -
就職を機に、毎月の収支に余裕が出るようになったので、余剰資産をただ貯金するだけでは無く、資産運用にまわすことにした。しかし、そもそも経験が無いし、普段の仕事をしていると自分で積極的に調べるのも大変だったので、とりあえず全て任せられるTHEOを始めた。完全にお任せで自分は何もしてないのに、銀行の利息よりも圧倒的に良かったし、これからも余ったお金は入金していこうと思う。
- Management -
私は証券会社出身なのでマーケットにアンテナたてている一方、自分で頻繁に売買する欲求は低いタイプです。つまり労力と時間は他のことに使いたい。だから、過去二回追加入金したのはマーケットが急落したときだけ。THEOは世界全体の成長に乗るサービスと理解してるから長期的には上がるもの、というのが私の考え。これが一番合ってるんじゃないかな。
THEOが始まってから1年が経ちました。1年あると色々なことが起こるものです。日銀のマイナス金利政策、BREXIT、そして、トランプ大統領。市場も短期的に大きく変動しました。しかし、THEOはこれら短期的なイベント(事件)にとらわれず、プロファイリングで決めたポートフォリオを最適に維持しながら長期的な資産形成を支援するためにデザインされたものです。資産運用の三つの主要機能(グロース、インカム、インフレヘッジ)を実現するポートフォリオの組合せにより、各投資家のニーズに合った資産運用を目指します。
さて、お金のデザイン社スタッフが彼ら自身の個人用THEOポートフォリオを公開しています。各人のポートフォリオはそれぞれの個性に合わせてうまく配分されています。傾向としては、若いスタッフほどグロースへの配分が高くなるという理論通りの結果ですが、一方で、投資経験やリスクに対する考え方の差によってそれが逆転している場合も見られます。運用資産を取り崩す必要が当面ないという理由でグロースに100%配分するという人もいました。長期投資が可能で短期的な変動に慌てないという経験と自信が十分あれば、思い切ってグロースへの配分を高めるという選択肢もありえます。ただし、初心者は適切に分散されたポートフォリオからスタートすべきです。相場観を入れて短期的な売買を試みた人もいたようですが、短期のパフォーマンス変動は長期に比べて激しいため、長期投資に徹した方が賢いと言えます。
全体的なパフォーマンスを見ると、世界の株式市場が好調であったため良好な結果でした。昨年秋以降の円安もプラス要因ですが、長期的にはあくまでも資産価値の成長や配当収入に注目すべきです。また、1年という短期間なので投資開始のタイミングによる差が少なくありませんが、長期になればこの差は無視できるようになるでしょう。始めたからには、自分の決めた投資方針を維持しながら長期投資に徹することが肝要です。
東京工業大学大学院修士卒業、京都大学博士。
1980年、野村総合研究所入社。ニューヨーク、ロンドン拠点の金融工学部門を経て、東京のシステムサイエンス部長。1997年から野村證券(株)に転籍、金融工学研究センター長、フィデューシャリーサービス研究センター長。2005年から野村證券(株)執行役。2011年4月から京都大学大学院経営管理研究部 教授(専門は投資理論、金融工学)、2015年5月から同特定教授。2016年5月から年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)運用委員。
Comment
投資に触れるために始めた。分散投資が何に投資しているのかわかるようになった。世の中のニュースと値動きの傾向がわかり始めた頃バランスを変更して儲けに走ってみた。ほったらかしでもなんとかなったのが意外だった。今後は運用報告書もこれからはきちんと見るようにしたい。