『THEOグリーン』は、おまかせ資産運⽤THEO[テオ]のポートフォリオの一部をESG関連ETFに変更して運用できる機能です。資産運⽤を続けながら、気軽に社会的な課題解決に貢献しませんか。
※上記はポートフォリオの仕組みをご理解いただくために提示しているもので、実際の運用内容とは異なります
ESG投資とは
ESG(イーエスジー)投資とは、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)への取り組みに対する評価軸で企業を選び投資する投資手法です。例えば、クリーンエネルギーを使⽤してCO2の排出量を削減している、地域の新規雇⽤で地域経済を活性化させている、より良い会社になるためのルール作りを積極的に⾏っているといった企業に投資をします。
ESG投資のリターン
ESG投資は、2つのリターンを生むと考えられます。1つ⽬は社会的なリターンです。ESGの観点で選んだ企業は、環境や社会に貢献しているため、投資家は投資した企業を通じてSDGsの達成といった社会貢献に参加できます。2つ⽬は経済的なリターンです。 ESGの評価が⾼い企業は、社会や環境に関する課題解決を目指す企業ということで、⻑い期間をかけて、企業価値が⾼まっていくことも期待できるのです。
世界のESG投資の市場規模
世界持続的投資連合(GSIA)の調査結果によると、2020年の世界のESG投資額は35.3兆ドル(約3900兆円)となり、2016年と比較すると55%増、2018年と比較すると15%増となりました。欧州における投資額は、ESG基準の厳格化の影響もあり伸び悩みましたが、米国や日本においては、大幅に増加し、グローバル全体で全運用資産に占めるESGの比率は35.9%となりました。
SDGsとESG投資の関係
国連が2015年に採択したSDGs(持続可能な開発目標)は、2030年までに気候変動対策や貧困の撲滅、格差の是正など国際社会に共通する17の目標が達成されることを目指しています。SDGsが設定する目標を経営戦略に組み込み、事業活動に生かす企業も増えてきました。私たちはESG投資をすることで、SDGsへの取り組みに参加しているとも言えるのです。
ESG投資は
社会のあり⽅に影響を与えることができる点で
年々注目が高まっています。
POINT 01
ESG投資も
おまかせ運用で
診断結果に基づいて231通りの中からお客さま専用のポートフォリオを提供するTHEOのおまかせ資産運用と、基本的なサービス内容は同じです。ご利用開始のあと、マイページからいつでも「THEOグリーン」を設定できます。
POINT 02
グロースポートフォリオ
を
ESG関連ETFで構成
THEOの機能ポートフォリオ「グロース」「インカム」「インフレヘッジ」のうち、株式を中心とした「グロースポートフォリオ」がESG関連ETFに。複数のESG関連ETFを通して、広範なESG関連企業に投資できます。
POINT 03
年10回までマイページで
モード切り替えが可能
「THEOグリーン」モードへの切り替えは、マイページからお客さまがご自身で選択できます。通常モードに戻したり、再び選択したりと年10回まで切り替えが可能です。
THEOグリーンの設定方法
Step01
アプリの場合、「マイページ」資産運用方針の「Webから運用方針設定」をタップ
Step02
「THEOグリーンモード設定」のボタンをONにする
Step03
確認画面で「THEOグリーンを選択」をタップ
Step04
ポートフォリオがTHEOグリーンモードに変わります
※スマートフォンブラウザの場合 右上の[≡]から[資産運用方針]を選択し設定に進みます。
(PCブラウザの場合は上部メニューの「運用状況」から「資産運用方針」を選択。)
米国の株式時価総額が大きく、MSCI社が定めた二酸化炭素排出などのESG基準を満たす企業の株式で構成されたETFです。巨大グローバル企業も多数含まれています。具体的なESG基準は企業が属する業種によって重要度が異なるため、同一業種内での「相対的な評価」によって銘柄が選択されます。不祥事のあった企業や、武器、ギャンブル、たばこなどの事業の割合が大きい企業を除外する「ネガティブ・スクリーニング」も行なっています。
香港、台湾、韓国、インド、南アフリカなどの新興国の大中型株で、上述のNuveen ESG Large-Cap ETFと同様にMSCI社が定めたESG基準を満たす銘柄で構成されたETFです。
世界先進国から北米を除いた地域の大型・中型株で構成されたETFです。
※時期やお客さまの状況によって保有されているETFは異なります
おまかせで簡単
「ESG投資」をはじめよう
国や地域を超えた環境汚染、地球温暖化等の解決は、人々が健康で幸せに生きていくための世界を維持するために真剣に取り組むべき課題です。
当社では、未来の環境が健全であることを願うお客さまに、資産運用を通じて持続可能な社会の実現に貢献できる仕組みをご提供したいと考え、THEOグリーンの提供に至りました。
THEOの機能ポートフォリオ「グロース」「インカム」「インフレヘッジ」のうち、株式を中心とした「グロースポートフォリオ」の中身が異なります。
THEOグリーンを選択すると、グロースポートフォリオの株式ETFがESG関連の銘柄に変更されます。そのため、資産運用を行ないながら、手軽に社会的な課題解決に参加することができます。
グロースポートフォリオにおいて、主に、ESG関連の株式ETFに投資を行います。
ESG関連の株式ETFとは、環境・社会・企業統治に配慮している企業を中心に投資を行うことを投資方針として定めているETFのことです。
THEOグリーンは通常のTHEOと同じ運用手法を用いています。
THEOグリーンで組み入れているESG関連銘柄は、通常のTHEOと同様に幅広い地域・資産に分散投資をしています。
長期的には通常のTHEOと同程度の運用実績を想定していますが、乖離が生じることもあります。
参考までに、毎月NewsLetterでご紹介している「THEOマンスリーレポート」では、グロースポートフォリオの実績を通常のTHEOとTHEOグリーンの両方掲載していますので、ご興味のある方はご覧ください。
マンスリーレポートに掲載されている実績はあくまで月間の短期的なものです。THEOは数十年単位の長期運用を基本としたサービスですので、短期的な運用結果に影響されることなく、お好きなサービスで運用を継続することをおすすめします。
※THEOマンスリーレポートは、レポートに記載されている条件に基づき、モデルポートフォリオを用いて算出した実績をご紹介しています。実際のお客さまの実績とは異なりますのでご注意ください。
注意事項
THEOグリーンを選択すると、複数のESG関連の株式ETFに分散投資されるため、投資を続けながら、社会的な課題解決に貢献することを⽬指すことができます。エコ活動、社会貢献、サステナブルな取り組みなどに興味のある⽅におすすめです。